証券会社を謎とく唯一の方法

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企業が成功の鍵は組織を維持・進化させ、永続的に成長・発展するためには、学習し続ける組織と人が重要だが、その前提として、そのKFSを構成し、またベースとなるその企業独自の企業遺伝子を明らかにしておく必要がある。 企業遺伝子とは、組織や人材という細胞の中に深く刻み込まれた企業存続と進化・発展に関わる情報単位である。
企業遺伝子は、一、価値観、2、不文律、3、規範・慣例、4、伝説・神話、5、シンボル、6、儀式、7、理想・課題などをDNAとして、円環的、有機的に連なって一体として存在している。 まず、共有の「価値釦睦だ。
外部の環境がどのように変化しようとも、その企業が最大の価値としているもの、またしようとしているものだ。 3番目の「規範・慣例」は、社員に求められる行動、スタイル、業務の模範的なあり方や指針、方向性だ。
F・Y.T、3G(ジェネラル、グループ、グローバル)、受・発注原則、積極的敗者復活主義、波乗り経営、スピード(経営)、先手必勝、営業は機関車、営業は人気歌手、商品を売るのではなく人間性を売る、お金には魔物が潜んでいる、成功への執念、どんなに苦しくても真っ正面から対時せよ、変化はチャンス、悪い時期こそ伸びよう、情報を付加価値(資産、お金)に変える、エレクトロニクス・ビジネスに一点集中、商売人の野武士、在庫は罪子、大きい耳、社歌は兄弟仁義、社技はゴルフ、マージャンは素晴らしきコミュニケーション、G・N・N(義理、人情、浪花節)、人間は死ぬまで勉強、一00%完全に自分が納得できる仕事、転職厳禁・独立歓迎などがK電子のそれにあたる。 4番目の「伝説・神話」は、トップも含めて多くの社員によって、社内外、マスコミなどに対して語られている会社の物語やエピソードだ。

例えば、CBトランシーバー、インベーダーゲームによる急成長物語、Tブランド誕生の逸話などだ。 5番目の「シンボル」というのは、社章、ロゴマーク、コーポレートブランド、一肩書など企業の価値観や思いを象徴的に表しているものだ。
例えば、K電子のコーポレー卜・マークは、プロペラとスクリューを象徴的にデザイン化したものである。 これは世界に向けての限りない開拓精神、常に新しいものを追求する情熱と無限の可能性、顧客からの強い信頼感をパワフルなイメージで表現したものとなっている。
6番目の「儀式」は、企業にとって何が重要かを形やイベントなどで示すものである。 例えば、全体会議、ファミリークリスマスパーティー、K会(取引先との親睦ゴルフコンペ)などだ。
その中の、全体会議を取り上げると、社長講話、ゲストスピーチ、方針表明、部門および子会社部門の中の優秀賞、在庫圧縮優秀賞、プロジェクト賞などの表彰、個人表彰部門の新規開拓賞、拡販賞などの表彰、永年勤続表彰、懇親パーティーなどがこの儀式を構成する。 最後の「理想・課題」は、完全無欠な完璧な遺伝子の状態というのはないと考えられることから、7番目に私が位置づけた構成因子だ。
同時に、それは、1〜6が環境変化にさらされたときに、遺伝子を進化きせる方向性などだ。 エレクトロニクス・コングロマリットともいうべき、K電子グループの場合には、人間尊重主義、お客様第一主義、ボーダーレス経営(ビジネスに国境はない)、ガラス張り経営、全天候型経営、人脈や無形の財産(見えざる資本)は最高の宝、一円の部品の商売が根幹、売上志向ではなく利益志向、公明正大などだ。
次の「不文律」というのは、ビジュアルで目に見える客観的な資料やデータに基づかない、社員の主観的な解釈や評価で、暗黙のうちに事実として受け入れられ、共有されているものだ。 K電子の場合、社員は家族、ストックを持たないフローの経営、失敗は向こう傷、プラス発想型連帯責任主義、挑戦主義、ニュービジネス・高付加価値の絶えざる創造と開拓、行動主義、加点主義、信賞必罰、商権は命、権利と義務、黒子主、縁の法則、出身校は問わない、実力主義、世界を相手のデジタル・ソリューションを示す羅針盤としての遺伝子となる。
企業にとっての目指すべき未来の進化の方向性やそのために解決すべき課題だ。 K電子の場合は、お客様のお役に立つという一点をすべての原点にして、いわば「アナログ&個人商店型野武士」から、それらを融合した上での「組織&デジタル・ネットワーク型野武士」へ、というのがその一つの課題ないし指針になるだろう。
また、M&Aも含め、アメーバのように増殖・分裂を繰り返しながら増え続ける子会社群を束ねるコングロマリット経営の手法や全体最適化の進化も課題となるだろう。 このようにして、企業診断としての企業遺伝子の診断、見えざる資本(無形の財産や見えざる経営資源および知的資本)の診断を実施し、これらを有形資本(人、物、金)と戦略的に結合させて、永続的発展企業のマネジメントを創造していく。

K電子グループをこの観点から分析して総括してみたとき、自然体の中で、無形の財産の自己増殖をKFSとする永続的発展企業の挑戦のマネジメントが形成されてきているといってよいだろう。 世の中の変化に順応していく柔軟性、心身ともにいつまでも若く、挑戦し続ける精神がFYTだ。
グローバルに世の中がどんどん変わっていくのに、会社や個人は変わらなくていいのか!?答えはノーだ!世の変化についていけなければ、企業は生き残ることできない。柔軟性を持って順応していかなければならない。社歴が何十年たっても、また何歳になっても若々しい行動や会話のできるキープヤングの精神。絶えずトライし、挑戦し続けるチャレンジ精神がなければ、K電子の明日はない。 F・Y。Tでファイトなのである。それに連動するのが、エレクトロニクス・コングロマリットのK電子グループを統合する3Gだ。ジェネラルは、エレクトロニクスに関連するなら何でも扱う。グローバルは、インターナショナルにどんどんビジネスを展開していく。
グループ企業は、今も未来に向かってどんどん増え続けている。 だからグループ全体でどう成長していくかを常に考えようというグループ精神。
F・Y・Tと3G、この2つが、K電子の挑戦におけるマネジメントの成長エンジン、行動指針といえる。 最近「目安箱」を設けた。
2003年春のことだ。 新入社員でも女子社員でも、誰でも構わず何か疑問点や問題点があったら、遠慮なくその意味では、「大きい耳」もTのキャッチフレーズであり、K電子の社員へのメッセージだ。
「私の耳、大きいでしょう。 母も兄弟もみんな大きいですよ。
おそらく家系でしょ請己「耳が大きいのは、みんなの意見を広くよく聞くためにあると思います」と屈託がない。 言われてみると、大きな立派な耳だ。
おこぜ流経営学は、耳が大きく、聞き上手ということでもあるのだろう。 全身、これ耳といった方がよいのかもしれない。

会社の役に立つ良い情報を誰よりも多く早く入手するためには、耳は大きければ大き仕組みとして、発信人は全くわからないようになっている。 でないと、人というのは、問題とか意見などをストレートに出してこないものだからだ。
必要があれば、直接、人事にいって指示。

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